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【アーユルヴェーダ・ハーブ】心身への作用やドーシャ別選び方を解説

アロマ
食事
シャタヴァリ ドーシャ ブラフミー

アーユルヴェーダではハーブを、料理・ドリンク・サプリ・お茶・アロマ・湿布など様々な方法で使います。

自然界の一部であり5元素を持つためハーブは、心身のバランスを穏やかに全体的に整えていく力があるため、多くの人にオススメしたい生活ツールです。

今回はこのハーブについて、アーユルヴェーダ視点で解説するとともに、日常的に取り入れられるオススメの種類などをご紹介します。

薬を使うことにちょっと抵抗があるという方や、身体を全体的に良くしていきたいという方はぜひご覧ください。

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目次
■アーユルヴェーダにおけるハーブの役割・使い方とは?
■アーユルヴェーダにまとめられているハーブの選び方
■アーユルヴェーダドーシャ別:ヴァータにオススメのハーブ
■アーユルヴェーダドーシャ別:ピッタにオススメのハーブ
■アーユルヴェーダドーシャ別:カパにオススメのハーブ
■まとめ

アーユルヴェーダにおけるハーブの役割・使い方とは?

アーユルヴェーダにとってハーブは、食べ物でありでもあります。
アーユルヴェーダでは、1,000種類以上のハーブの効果・効能がまとめられており、ドーシャバランスの調整や、様々な病気・臓器への効能などによってその種類が分類されています。

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●ハーブで心身が整えられる理由

なぜ、ハーブを摂取することで心身のバランスを整えることができるでしょうか?
その理由は、ハーブがもつ振動にあるのだそうです。

それぞれのハーブには固有の振動があって、それが身体組織の振動と同じであるため、共鳴することで振動の不安定さを解消することができます。
例えば胃腸の調子がよくない時、胃腸と同じ振動を持つハーブを用いることで胃腸の振動を本来のリズムに戻し、機能を回復させるといった感じです。

これはハーブだけでなく、生き物・食べ物・鉱石などといった自然界のあらゆるものに当てはまる仕組みで、人間も自然の一部と考えると、目に見えない振動が共鳴するというのは不思議なことではありません。
アーユルヴェーダでは、5,000年前にすでにこのようなハーブの力を認識していたと同時に、各症状に対して、どのようなハーブが最適なのかといったことも明らかにし詳細にまとめています。

また現代医学の観点から観ても、ハーブにはビタミンE、ビタミンC、βカロチンなど多くの栄養が含まれる他、抗酸化作用も高いことが研究によって立証されています。

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●ハーブをどのように使うか?

アーユルヴェーダでは、多くのハーブが葉・根・茎・果実・花などホールで使われます。
そのため、副作用が少ないと言われています。
西洋医学の薬物も、実は70%程が植物から抽出されているのですが、ホールではなくハーブの一部が使われ、さらに精製された化学物質の状態で取り入れられていため、副作用が出る可能性があると言われています。

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アーユルヴェーダにまとめられているハーブの選び方

アーユルヴェーダでは、ハーブを単体ではなく複数種類組み合わせて使います。
複数のハーブを組み合わせることで、化学発酵と呼ばれる植物成分による複雑な科学反応を起こし新しい効果を生み出します。
アーユルヴェーダハーブは多くが植物ですが、中には動物材料、金属、鉱物、宝石などと組み合わせられている処方されることもあるそうです。

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●アーユルヴェーダ医師による処方

アーユルヴェーダでは、ハーブは抗生物質鎮痛剤のように、特定の病気を取り除いたり症状を抑えたりするものではなく、崩れてしまった身体のバランスを取り戻すもの、つまりドーシャバランスを整えるものだと考えます。

※ドーシャの意味については、こちらで詳しく解説しています。
「アーユルヴェーダに登場するドーシャとは?意味や活用法を徹底解説!」

そのため、処方内容は病名で決められるのではなく、その人のプラクリティドーシャやヴィクリティドーシャ、気候・季節・体質・年齢・習慣・精神状態・消化能力・体力などに応じて一人一人カスタマイズされます。

ハーブ処方については、専門の訓練を受けた医師がさらに経験などを重ねて行うものであり、一般の人ができることでないのだそうです。

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●代表的なアーユルヴェーダハーブ3選

病気を治療するためのハーブは専門医師の診察が必要ですが、中には、健康な人が予防的に取り入れたりアンチエイジング美容目的で取り入れたりできる種類もあります。
ここでは、一般の人が取り入れられる代表的なハーブを3つご紹介します。

<アムラ>
・アムラは、黄緑色の丸い果実です。
・期待できる健康効能:身体全体を強くする(血液、筋肉、脂肪、生殖とあらゆる組織を強くする)
・ドーシャへの効能:ヴァータ・ピッタ・カパ、すべてのドーシャをバランスする
・オススメの服用方法:ジュースや粉末をぬるま湯で飲むかカプセル(めちゃくちゃ酸っぱいのでハチミツと混ぜるのがオススメ)
・禁忌:酸味の強い果物と一緒に夜寝る前に服用すること

アムラは、最も有名なアーユルヴェーダハーブの一つ、初めてアーユルヴェーダハーブを取り入れる方や健康・エイジングケア初心者の方にオススメです。

※アムラについては、こちらでも詳しくご紹介しています。
「アーユルヴェーダで若返りの果実と言われている“アムラ”とは?」

<シャタバリ>
・シャタバリは、アスパラガスの一種です。
・期待できる健康効能:女性特有の身体機能を強くする(更年期障害や生理過多などに効果が期待できる)
・ドーシャへの効能:ヴァータ・ピッタのバランスを整える
・オススメの服用方法:ジュースや粉末をぬるま湯で飲むかカプセル(めちゃくちゃ酸っぱいのでハチミツと混ぜるのがオススメ)

シャタバリは、更年期の不調に悩んでいる方やエイジングケアに関心が深い方に特にオススメです。

<ブラフミー>
・ブラフミーは、日本ではツボクサと呼ばれています。
・期待できる健康効能:脳の機能を強化する(鬱々とした気持ちを解消したり、脂肪を溶かしたりする効能も期待できます)
・ドーシャへの効能:ヴァータ・ピッタ・カパ、すべてのドーシャをバランスする
・オススメの服用方法:薬用湿布やお茶
・禁忌:食欲を抑える働きがあるので、食後は服用しないようにする

ブラフミーは、中高年以上の方で物忘れなど脳機能の低下が気になる方に特にオススメです。

なおどのハーブであっても、妊娠中の方や持病をお持ちの方、その他薬を服用中の方は医師と相談の上摂取するようにしましょう。

ここからは、ドーシャ別にオススメのハーブをご紹介します。

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アーユルヴェーダドーシャ別:ヴァータにオススメのハーブ

ヴァータが増えている時はどのハーブもオススメですが、中でも甘味身体を温める効能があるハーブは
特にオススメです。
ただし、適量を心がけ大量摂取しないようにしましょう。

※ヴァータドーシャの特徴については、こちらでまとめています。
「アーユルヴェーダにおけるドーシャの一つ“ヴァータ”について徹底解説!」

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●オススメのハーブ一覧

・ナツメグ
・オレガノ
・セージ
・ゴツゴラ茶
・ジンジャー
・カルダモン
・コリアンダー
・グローブ
・クミン
・ジュニパーベリー
・カンゾウの根
・マジョラム
・シナモン
・フェンネル
・バジル
・ローリエ

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アーユルヴェーダドーシャ別:ピッタにオススメのハーブ

ピッタが増えている時は、甘味や冷涼感のあるハーブが特にオススメで、辛味・酸味のあるハーブはあまりオススメできません。
またどのハーブを使う場合も少量にしておきましょう。

※ピッタドーシャの特徴については、こちらでまとめています。
「アーユルヴェーダにおけるドーシャの一つ“ピッタ”について徹底解説!」

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●オススメのハーブ一覧

・ミント
・サフラン
・ターメリック
・甘草の根
・コリアンダー
・ディル
・フェンネル
・カルダモン
・コリアンダーシード
・シナモン

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アーユルヴェーダドーシャ別:カパにオススメのハーブ

カパが増えている時は、ほぼすべてのハーブがオススメです。

※カパドーシャの特徴については、こちらでまとめています。
「アーユルヴェーダにおけるドーシャの一つ“カパ”について徹底解説!」

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●特にオススメのハーブ一覧

・ジンジャー
・コロハ(フェヌグリーク)
・セサミシード
・クミン
・ターメリック

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まとめ

今回は、アーユルヴェーダハーブについて解説しました。

●アーユルヴェーダでは、ハーブは食物であり薬でもあると考えられています。
●ハーブの持つ固有の振動が、人の細胞の振動と共鳴することで心身の不調を整えます。
●アーユルヴェーダでは、ハーブ処方は専門医師の診断の元で行われます。
●病気予防や美容目的で使われるハーブには、アムラ・シャタバリ・ブラフミーがあります。
●ヴァータが過剰な時は、甘味や冷性と言った特徴のあるハーブが特にオススメですが、適量を心がけることが必要です。
●ピッタが過剰な時は、甘味や冷涼感のあるハーブが特にオススメですが、使用は少量にとどめておくのがよいです。
●カパが過剰な時は、すべてのハーブがオススメです。

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