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アーユルヴェーダに登場するドーシャとは?意味や活用法を徹底解説!

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ヴァータ カパ ドーシャ ピッタ

アーユルヴェーダを知る上で欠かせない概念の一つに「ドーシャ」があります。
しかし、ドーシャは目に見えないものであり、多くの人にとって馴染みにないものなので理解するのが難しいと言われています。

そこで今回は、初めての方でもイメージしやすいようにドーシャの意味や役割などを包括的にまとめました。

ヴァータ・ピッタ・カパというそれぞれのドーシャがどのような特徴を持つのか、またそれらをどのように捉え、生活の中でどのように意識すれば健康・美容に役立つのかなども分かりやすく解説しています。

“ドーシャってなんだっけ?”と思われた時に、ぜひご参考にご覧ください!

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目次
■アーユルヴェーダにおいて度々登場する「ドーシャ」とは?
■アーユルヴェーダが記す人間のドーシャバランスを左右する様々な要因
■アーユルヴェーダで分類されている3つのドーシャとその特徴
■増えてしまったドーシャを調整するための美容・健康法をご紹介!
■まとめ

アーユルヴェーダにおいて度々登場する「ドーシャ」とは?

ドーシャは、アーユルヴェーダを調べたり勉強したりしていると折に触れて出てくるワードです。
ドーシャとは、サンスクリット語で「増えやすいもの」「不純なもの」という意味なのですが、本質的には万物を司るエネルギーそのものであり、生命の営みを繋いでいく上で不可欠なものと言えます。

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●アーユルヴェーダのエネルギー観とは?

ドーシャを理解するためには、まずアーユルヴェーダのエネルギー観を知る必要があります。

アーユルヴェーダでは、自然界のすべてものは5つの元素で構成されていると考えられています。
5つの元素とは、地・水・火・風・空です。
この5元素は通常目に見えないものですが、すべてのものを形作りそして動かしているエネルギーです。

5元素の働きは、細胞をイメージすると分かりやすいです。
まずの元素は、細胞の構造を作っています。そしての元素は細胞内液を作っています。
そしての元素が細胞の代謝を促し、の元素が細胞内の気体を作っています。
そして最後のの元素は、細胞の中の空間を支配しています。

これらすべてが正しく働くことで細胞が活性化するということからも、5元素は生命の営みに欠かすことのできないものと言えます。

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●ドーシャとは5元素を簡潔にしたもの

 

ドーシャとは、この5元素を3つのエネルギーに簡素化したものです。
3つのエネルギーを、ヴァータ・ピッタ・カパと言います。

ヴァータは、風と空のエネルギーを持ち、
ピッタは、火と水のエネルギーを持ち
カパは、水と土のエネルギーを持ちます。
この3つを総称して、トリドーシャと言います。

アーユルヴェーダでは、主に人の体質や体調などを観る時や体内のエネルギーバランスを調整する際ドーシャが用いられます。

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アーユルヴェーダが記す人間のドーシャバランスを左右する様々な要因

   

基本的に、人はヴァータ・ピッタ・カパとすべてのドーシャを兼ね備えており、また3つが互いに関わり合うことで身体のバランスを保っています。

しかし、何かのきっかけで特定のドーシャが増えそれが長く続いてしまうことで病気になってしまうと、アーユルヴェーダでは考えられています。

ドーシャが増える要因は無数にありますが、ここでは代表的なものを解説します。

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●体質によって変わるドーシャ

ドーシャが増える要因の一つが生まれつきの体質です。

人は、生まれつきヴァータタイプかピッタタイプかカパタイプ(またはそれら2つの複合)かが決まっており、基本的に一生変わることはありません。

これをプラクリティドーシャといいます。
プラクリティドーシャは、その人の心身のエネルギーバランスに最も大きな影響を与えます。

プラクリティドーシャは、母親と父親のプラクリティドーシャや、母親の妊娠時のドーシャバランスによって決まると言われています。

健康に長生きするためには、自分のドーシャタイプを知り、それが増えすぎないように注意することが大切です。

※自身のプラクリティドーシャを診断したい方は、こちらの診断ツールをご活用ください!

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●体調によって変わるドーシャ

 

ドーシャが増える要因の2つ目は、その時の体調です。
これをヴィクリティドーシャといいます。

ヴィクリティドーシャは、その人のその時のライフスタイルによって変わります。
例えば、毎日決まった時間に決まった業務を行う事務仕事の場合にはカパが増えやすくなる傾向がありますし、反対に毎日業務内容が変わったり、時間帯が不規則な仕事の場合にはヴァータが増えやすくなる傾向があります。
一方、競争を伴う業務やリーダーシップを必要とする仕事の時はピッタが増えやすくなる傾向があります。

生まれつきのドーシャタイプがどれであっても、生活環境によってヴィクリティドーシャは変わります。

毎日のドーシャバランスを保つには、自身で脈診をしてみたり、心身の状態を観察したりして今現在の体調を認識し、増えすぎているドーシャを調整する生活法が必要となります。

※自身のヴィクリティドーシャを診断したい方は、こちらの診断ツールをご活用ください!

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●季節・年齢・時間によって変わるドーシャ

ドーシャのバランスは、1日の中の時間帯や季節、年齢などによっても変わります。

<時間帯>
24時間の中で
2時~6時、14時~18時はヴァータが増えやすい時間帯
6時~10時、18時~22時はピッタが増えやすい時間帯、
10時~14時、22時~2時はカパが増えやすい時間帯
です。

<季節>
春はピッタが増えやすい季節、
夏はピッタが増えやすい季節、
秋はピッタとヴァータの両方が増えやすい季節、
冬はヴァータが増えやすい季節
です。

<年齢>
0歳~22歳まではカパが増えやすいステージ、
22歳~55歳まではピッタが増えやすいステージ、
55歳以降はヴァータが増えやすいステージ
です。

その人それぞれのプラクリティドーシャやヴィクリティドーシャだけでなく、このような外的要因もドーシャに影響を与えます。

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アーユルヴェーダで分類されている3つのドーシャとその特徴

アーユルヴェーダでは、ヴァータ・ピッタ・カパそれぞれの特徴や人の身体や心に与える影響もまとめられています。

各ドーシャの特徴や性質を知ることで、アーユルヴェーダ医師の診断がなくても、自分の中で今どのようなエネルギーが増えやすくなっているのかが感覚的に分かるようになります。

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●ヴァータとは?

ヴァータは、5元素の中の風と空のエネルギーを持ちます。
第1元素が風で、第2元素が空です。

ヴァータは、乾燥性・動性・粗性・軽性・冷性・速性といった性質を持ちます。
身体の働きでは、体内の循環や異化作用の働きを担います。

<ヴァータが増えている時に見られる身体の兆候>
・身体が冷える
・お肌が乾燥する
・血行が悪くなる
・頭痛や腰痛がある

<ヴァータが増えている時に見られるマインドの兆候>
・興味があっちこっち分散する
・衝動的に動く
・集中できない
・不安になることが多い

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●ピッタとは?

ピッタは、5元素の中の火と水のエネルギーを持ちます。
第1元素は火で、第2元素は水です。

ピッタは、熱性・鋭性・微油性・液性・軽性といった性質を持ちます。
身体の働きでは、消化や代謝などの働きを担います。

<ピッタが増えている時に見られる身体の兆候>
・汗をよくかく
・発疹が出る
・お肌がテカりやすい
・胃腸の働きが落ちる

<ピッタが増えている時に見られるマインドの兆候>
・イライラする
・競争心が強くなる
・見栄を張る
・短気になる

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●カパとは?

カパは、5元素の中の水と地のエネルギーを持ちます。
第1元素は水で、第2元素は地です。

カパは、冷性・安定性・遅性・重性・油性といった性質を持ちます。
身体の働きでは、組織の結合や安定を担います。

<カパが増えている時に見られる身体の兆候>
・太る
・浮腫む
・鼻炎になる
・よく眠気が起きる

<カパが増えている時に見られるマインドの兆候>
・保守的になる
・依存心が強くなる
・惰性が強くなる
・行動が遅くなる

※こちらのWEBページでは、各ドーシャタイプの特徴的な体型を図でご紹介しています。

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増えてしまったドーシャを調整するための美容・健康法をご紹介!

アーユルヴェーダでは、増え過ぎたドーシャを調整し、3つのドーシャバランスを保つことで、身体と心の美容・健康を維持できると考えられています。

増えすぎたドーシャを調整するには、それぞれのドーシャと反対の要素をライフスタイルに取り入れてくことが必要とされます。

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●ヴァータが増えている時の美容・健康法

ヴァータをバランスするポイントは、保温・保湿・鎮静・リズムです。

具体的には、身体を冷やさないように注意し、水分・油分を与えることです。
食生活においては、甘味・酸味・塩味を取り入れ、苦味・渋味・辛味を控えるようにし、規則正しい生活を心がけて、リラックスする時間を作るようにしましょう。
アロマオイルや瞑想を生活の中に取り入れることもオススメです。

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●ピッタが増えている時の美容・健康法

ピッタをバランスするポイントは、冷却・癒やし・スローダウン・乾燥です。

具体的には、火照りやすい身体を冷やし、油分を減らすことです。
食生活においては、甘味・渋味・苦味を取り入れ、辛味・酸味・塩味を控えるようにし、頭を空っぽにする時間や、癒やしの時間を作るようにしましょう。
スキンケアは、ナチュラル系のものを使って刺激を与えないようにしたり、水泳をしたり、芸術に触れたりするのもオススメです。

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●カパが増えている時の美容・健康法

カパをバランスするポイントは、保温・流動・変化・可動です。

具体的には、停滞しがちな身体を意識して動かし、流れを促すことです。
食生活においては、辛味・渋味・苦味を取り入れ、甘味・塩味・酸味を控えるようにし、外に出て積極的に身体を動かしたり、新しい体験・経験を増やすようにしましょう。
スキンケアは、ターンオーバーの乱れややむくみに注意です。
ミントなどのスッキリとした香りやスパイスなどもオススメです。

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まとめ

今回は、アーユルヴェーダを理解する上でとても大切な「ドーシャ」を網羅的にまとめました。

●ドーシャとは、サンスクリット語で、“病素”“増えやすいもの”という意味で、5つの元素を簡素化したものであり、万物を司るエネルギーです。
●ドーシャは、ヴァータ・ピッタ・カパの3つのタイプに分けられ、人の体質・体調、1日の時間帯、季節、年齢などによって増えるドーシャが変わります。
●ヴァータとは風と水のエネルギーが増えること、ピッタとは火と水のエネルギーが増えること、カパとは地と水のエネルギーが増えることです。
●ヴァータをバランスするには、保温・保湿・鎮静・リズムが必要となり、ピッタをバランスするには、冷却・癒やし・スローダウン。乾燥が必要となり、カパをバランスするには、保温・流動・変化・可動が必要となります。

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