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アーユルヴェーダのアンチエイジング法“ラサーヤナ”とは?

マインドケア
マッサージ
ヨガ
食事
アーチャーラ・ラサーヤナ オイル ハーブ パンチャカルマ

アーユルヴェーダの教典に記されているラサーヤナとは、不老長寿法、いわゆるアンチエイジングのことです。
具体的には、老化を防ぐハーブ、食事、ヨガ、マッサージといった様々な若返り方法がまとめられています。

その中には、ラサーヤナに特定せずアーユルヴェーダ全体として勧めている基本的な生活療法も多く、そういった意味では、アーユルヴェーダそのものが不老長寿法の一つと言えると思います。

今回は、アーユルヴェーダの老化に対しての考え方や、老化が起きる原因、そしてそれらを防ぐための具体的な方法をまとめました。

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目次
■アーユルヴェーダに出てくるラサーヤナとは?
■アーユルヴェーダ・ラサーヤナ法①:ボディを若返らせる
■アーユルヴェーダ・ラサーヤナ法②:マインド・スピリットを若返らせる
■すぐに、そして誰でも簡単に始められるアーユルヴェーダ・ラサーヤナ5つの方法
■まとめ

アーユルヴェーダに出てくるラサーヤナとは?

ラサーヤナは、アーユルヴェーダにおける教典の一つ「チャラカ・サンヒター」に記されている医学八科目の一つで、不老長生法を専門としています。
ラサは、サンスクリット語で血漿や味、水銀、アヤナは方法や歩行といった意味を指します。

アーユルヴェーダが考えるアンチエイジングは、現代で考える見た目の若々しさというよりも、身体の中やマインドに焦点をおいています。
身体の組織や心の健康を保つことで自然と表面的な部分も若返ってくると考えます。

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●2つのラサーヤナ

アーユルヴェーダでは、ラサーヤナには2つのアプローチ方法があると考えます。
一つは、身体的なアプローチです。
具体的には、ハーブサプリメントを飲んで細胞の働きを活性化させたり、オイルマッサージをして老廃物を流したりして、身体の内外をケアするといった方法です。
もう一つは、マインドを若がらせる精神的なアプローチです。
具体的には、正しい行動をすることや自分を内観すること瞑想などと行った方法でマインドケアを行い、内側に溜まったゴミを取り除いていきます。

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●ラサーヤナによって得られる効能

アーユルヴェーダでは、細胞の機能低下が老化の最大要因であると考えます。
従ってラサーヤナも、アーマ(毒素)や老廃物を排出したり、ドーシャのバランスを整えたり、アグニ(消化力)や代謝を高めたりすることで、細胞組織の働きが活性化することを目的としています。
細胞の働きが活性化することで、自己免疫力が強化されたり脳機能が向上したり、内分泌機能が強化されたりと、エイジングを抑制する身体の働きが活発になります。

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●アーユルヴェーダが考える老いとは?

細胞の機能低下はなぜ起こるのでしょうか?
アーユルヴェーダでは、その問いに対するヒントも与えてくれています。
アーユルヴェーダでは、細胞にも意識があると考えます。
その意識とは、多く人がイメージする生命体のようなものでなく、どちらかというと役割のようなイメージです。

例えば、口から食べ物が入ってきたら、身体はそれを食堂から胃に運び消化したり吸収できる物質に変えていきます。
身体がその動きを間違えることがないのは、細胞がそれを認識し意識的に働いているから、つまり細胞が自身の役割を記憶しているからです。

しかし、細胞が何らかの打撃を受けてその記憶を失ってしまうと本来の働きができなくなり、アーマ(毒素)を発生させたり、ラマ(老廃物)を排出できなくなったりして、機能を低下させていってしまいます。

ここからは、ラサーヤナの具体的な方法をご紹介していきます。

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アーユルヴェーダ・ラサーヤナ法①:ボディを若返らせる

まずは、ボディを若返らせるためのラサーヤナです。
アーユルヴェーダの伝統的なラサーヤナ療法としては、ハーブ製剤・オイルマッサージ・パンチャカルマがあります。
インドやスリランカにあるアーユルヴェーダ施設では、専門家の指導の元、それらを組み合わせたトリートメントが数週間かけて行われます。

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●ハーブ製剤

古典には、アムリ-タという不老不死の薬が登場しますが、それは伝説だと言われています。
現実的には、グドゥチ・ハリタキ・アマラキ・真珠・シャタヴァリ・ツボクサ・ナハカノコソウなどの
ハーブを主成分に、動物成分や、鉱物、金属などを加えてその人の体質に合ったものを専門医師が調合して作ります。
アーユルヴェーダの教典の一つである「スシュルタ・サンヒター」には、美容健康と長寿に関するレシピは50種類以上、八科精髄集には美容と長寿に関するレシピが100種類ほど掲載されているそうです。

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●オイルマッサージ

オイルマッサージは、パンチャカルマの前処置として行われます。
アヴィヤンガともいいます。
多くの場合、自分用に調合された薬用オイルを使って2人のセラピストによって全身をマッサージされ、スロータス(管)に溜まっているアーマ(毒素)を流れやすくします。

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●パンチャカルマ

パンチャカルマとは、5つの浄化法のことです。
具体的には、催吐法・催下法・浣腸法・点鼻法・瀉血法があり、様々なハーブやオイルなどを用いて行われます。

その他にも、食事療法やヨガ、瞑想などを取り入れた生活療法を続けることで、細胞組織が再生され、アーマやラマが排出され、脳神経や感覚器官、内分泌系機能、代謝機能、自己免疫機能、代謝機能が高められると言われています。

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アーユルヴェーダ・ラサーヤナ法②:マインド・スピリットを若返らせる

アーユルヴェーダでは、ボディ・マインド・スピリットは繋がっていると考えます。
従って、どんなにボディをケアしてもマインド・スピリットが老いてしまってはいずれボディも老いていくことになります。
健康にそして幸せに長生きするためになマインド・スピリットを若く保つことも大切です。

マインド・スピリットの健康を保つためのラサーヤナを、アーチャーラ・ラサーヤナ、または行動のラサーヤナといいます。
アーチャーラ・ラサーヤナには下記のような10項目があります。

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●アーチャーラ・ラサーヤナ行動10項目

・真実を語る
・休息と活動のバランスが取れた、規則的な生活を送る
・気候や季節に従った生活をする
・健全な食生活を実践する
・人に与える(食べ物やお金、知識、優しさなど)
・霊的理解を持つ(魂のレベルで物事を考える)
・暴力を振るわない
・怒りや攻撃を避ける
・酒や性行為に溺れない
・他人を傷つけない

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●瞑想のススメ

また、瞑想もラサーヤナ法の一つです。
瞑想を行うことでエイジング効果は、実験でも明らかになっており、平均年齢53歳の男女において、瞑想を5年以上続けている集団は12歳以上も若く、また5年以下でも自分の年齢より5歳も若くなっていたそうです。

また、瞑想によってアンチエイジングに関係する副腎皮質ホルモンDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)の分泌量が増えたという研究結果もあります。

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すぐに、そして誰でも簡単に始められるアーユルヴェーダ・ラサーヤナ5つの方法

ここからは、現代でも、またどこにいても簡単にセルフでできるラサーヤナ法をご紹介します。

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●若返りハーブジャム「チャワンプラッシュ」を取り入れてみる

チャワンプラッシュとは、数十種類の天然ハーブとハチミツ、ナッツ、ギーなどを混ぜ合わせて作られるジャムのようなもののことです。
甘みがあって、そのままでもクラッカーにつけたりしても美味しく食べられます。
また身体への効果も高く、アンチエイジング力はもちろんのこと、脳機能、免疫力、肝機能、消化力などを向上させたり、カルシウムの吸収を助けたり、喘息や咳などを改善したりと、ヴァータ・ピッタ・カパすべてのドーシャバランスを整えてくれる健康食品です。

※チャワンプラッシュについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
「アーユルヴェーダの美味しい美容サプリ「チャワンプラッシュ」とは?」

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●“100人の夫を持つ女性”を意味する「シャタヴァリ」を取り入れてみる

シャタヴァリは、アンチエイジング効果が高いと言われているアーユルヴェーダハーブの一つです。
アスパラガスの一種です。
女性のホルモンバランスを整える効果が期待できると言われており、シャタヴァリという名前には
「100人の夫(子供)を持つ女性」という意味もあるのだそうです。
パウダーや錠剤、お茶っ葉として市販されています。

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●究極のビタミンC「アムラ」を取り入れてみる

アムラは、アーユルヴェーダにおける三大果実の一つで、レモンの10倍、オレンジの20倍のビタミンCが含まれています。
美肌効果はもちろんのこと、血液・脂肪・生殖、筋肉のアンチエイジングにも効果が期待できます。
インドでは、生の実を潰したチャツネやマリネ、漬物、砂糖漬け、干してお茶にするなどして日常的に取り入れられているそうですが、日本ではパウダーや錠剤としても市販されており、手軽に購入できます。

※アムラについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
「アーユルヴェーダで若返りの果実と言われている“アムラ”とは?」

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●身体の中の循環を高める

身体に必要なものを取り入れ、それを身体や心の一部にし、不必要なものを排出していくというスムーズな体内循環は、アンチエイジングに不可欠です。
それを実現するためには、食事・消化力/吸収力の向上、スムーズな排泄、呼吸を整えることが大切となります。
また、セルフでの全身のオイルマッサージもアンチエイジング効果が期待できると言われています。

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●アーチャーラ・ラサーヤナを心がける

先にご紹介した 行動のラサーヤナ10項目は、誰でも何処ででもできる内容ですが、継続するのが難しい内容でもあります。
時々声に出して呼んでみたり、書き出してみたり、月初や月末に振り返ってみたりすることで、少しづつ自分の一部になっていきます。

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まとめ

今回は、アーユルヴェーダ不老長寿法「ラサーヤナ」について解説しました。

●ラサーヤナとは、アーユルヴェーダの教典「チャラカ・サンヒター」にまとめられている不老長寿法で、身体を若返らせる方法と心を健康に若く保つ方法が記されています。
●アーユルヴェーダでは、老いは細胞の不活性化から始まると考えます。
●身体のラサーヤナには、ハーブ製剤・オイルマッサージ・パンチャカルマといった方法があります。
●心のラサーヤナには、アーチャーナ・ラサーヤナという10の行動項目や瞑想と言った方法があります。
●手軽にセルフで実践できるラサーヤナには、チャワンプラッシュ・アムラを摂取する方法や、食事・運動・ヨガ・オイルマッサージなどで身体の循環を高めたり、行動から変えていくという方法があります。

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