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【心が軽くなるヨガ哲学】本当の自分が見えなくなった時に読みたい言葉

マインドケア

心が軽くなるヨガ哲学。
今回は、本当の自分が自分が見えなくなった時に読んでほしい言葉をご紹介します。

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目次
■本当の自分が自分が見えなくなった時に読みたい言葉
■ヨガ哲学の理解に繋がったある体験

本当の自分が自分が見えなくなった時に読みたい言葉

そのとき、見るもの【真我】は、それ本来の状態にとどまる

あなたは身体でもなく、心でもない。あなたは<知る者>すなわち<見る者>である。
・・・・・だがそういう不変の、平安に満ちた<あなた>を理解するためには、心が穏やかでなければならない。でないと、どうもその心が真実を歪めてしまうようなのだ。

<見る者>つまり真のあなたは、あなたの鏡である心に映る。

著書:インテグラル・ヨーガ 
発行所:株式会社めるくまーる
著者:スワミ・サッチダーナンダ

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ヨガ哲学の理解に繋がったある体験

先日、木更津にあるクルックフィールズで
オラファー・エリアソンの「Mirror my orgasmic journey in me」というアートを見たときに体験したことです。

それは、宇宙船のような小さな個室に一人で入って、一つのアート作品を眺めるというもので、個室にはそのアート以外何も無いので、私はただ座ってそれを眺めていました。

最初は、キラキラした赤やオレンジの色が目について“エネルギッシュだなぁ・・・“と思っていただけだったのですが、しばらく見ていると、中心に自分が小さく映っていることに気づきました。

“あぁ、中心部分は鏡になっていたのか・・・”と思ってよく見ると、自分の顔が歪んでいるようでした。
あれ?と思って、なんで歪んでいるんだろう?と不思議に思って、さらに覗き込むように見ていたら、顔がどんどんぐにゃぐにゃになっていくように感じて、少し不快な気持ちになりました。

ヨガ哲学は、本当の自分は、穏やかで、透明で、普遍的な存在だといいます。

しかし、心の鏡が歪んでいたり汚れていたりしたら、歪んだり汚れたりして映る自分を本当の自分だと見なしてしまいます。
でも実際は、“本当の自分”が歪んでいるのではなくて、“自分の心”が歪んでいるだけ。
だから本当の自分を映すためには、心の鏡をいつも磨いておかなければならなりません。

今回の体験で言うと、鏡を見たとき私の中にあった
・私の顔はこのような形ではないはずという「自我意識」
・私の顔を醜く見えるのは、この鏡のせいだという「嫌悪」
という心が、私の顔を歪めて見せ、不快な気持ち(不幸)をもたらしました。

反対に、もし、あのアートを見た時の私の心が澄んでいて、完全に作用(ヴリッティ)を免れていたら、鏡には、歪んでいない私の顔が映っただろうと思うのです。

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