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【アーユルヴェーダハーブ】天然ヘアカラー&トリートメント“ヘナ”とは?

コスメ
デトックス ピッタ ヘアケア

“ナチュラルな方法で、髪のカラーリングや白髪染めをしたい”そんな方にオススメなのが「ヘナ」です。
最近取り扱う美容院が増えているものの、それでもまだまだマイナーなカラーリング方法だと思います。

そこで今回は、初めてヘナについて知る方向けに、特徴取り入れ方、良さ難点などについて詳しくまとめました。

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目次
■ヘアケアに最適なアーユルヴェーダハーブ“ヘナ”とは?
■ヘアカラーやトリートメントとしてヘナを使う方法~美容院とセルフの違い~
■美容にも健康にも良い!ヘナを使うメリット
■植物100%ならではの手間も…ヘナを使うデメリット
■まとめ

ヘアケアに最適なアーユルヴェーダハーブ“ヘナ”とは?

ヘナとは、細長い緑の葉っぱと赤・ピンク・紫の繊細な花が特徴的なミソハギ科の植物の一つで、ヘンナとも呼ばれてます。
葉に含まれる赤い色素が、白髪染めマニキュアボディタトゥーなどに使われてきました。
アーユルヴェーダでは、薬用ハーブの一つとして紹介されています。

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●ヘナが注目されている理由

ヘナは天然のヘアカラーです
葉っぱの粉末を水で溶いて髪につけると、ローソンという色素が髪のタンパク質と結びついて、自然なブラウン(黒髪の場合)に染まります。(白髪はオレンジっぽくなります)

一般的なカラー剤と違って化学薬品が一切含まれていないため、髪や頭皮に優しく、お肌がかぶれやすい方や自然派志向の方でも比較的安心して使えます。
(すべての方にアレルギー反応がないわけではありません)

香り自然で(い草のような、牧草のような香り)一般的なカラー・パーマ剤のツンとした匂いが苦手な方でも使いやすいです。

さらに、カラーリングだけでなくトリートメント頭皮ケアにもなって一石二鳥!ということで人気が高まり、取り扱う美容院も増えています。

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●アーユルヴェーダにおけるヘナの使われ方

ヘナはアーユルヴェーダの中でも薬用ハーブとして紹介されています。
アーユルヴェーダでは、ヘアカラーというよりは、肌荒れ予防やできもの・火傷などの炎症鎮静殺菌、防腐剤として使われてきました。

特に、ピッタドーシャ(※)が増えている時の鎮静ハーブとして使うことが勧められています。
またヘナは、経皮吸収率の高い頭皮に塗ることで、デトックス女性ホルモンのバランス調整など、全身の健康にもよい効果も期待できます。

(※)ピッタドーシャの意味や特徴などはこちらの記事をご確認ください。
「アーユルヴェーダにおけるドーシャの一つ“ピッタ”について徹底解説!」

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ヘアカラーやトリートメントとしてヘナを使う方法~美容院とセルフの違い~

ヘナでのヘアカラーやトリートメントは、美容院で塗布してもらう方法とセルフで行う方法があります。

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●美容院でヘナを行う場合

ヘナが初めての方や、自宅のお風呂を汚したくないという方は美容院でお願いするのがオススメです。
準備から塗布、シャンプー、ブローに至るまで、すべてプロにお任せできますし、ヘナ後のケアの仕方などを詳しくレクチャーしてもらうことができます。

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●セルフでヘナを行う場合

美容院に行く時間がない方や、できる限り費用をかけたくないという方はセルフで行うという方法があります。

美容院に行くよりははるかに低価格で行えますが、やり方によっては、色ムラができてしまったりお風呂が汚れてしまったりするリスクがありますので注意して行いましょう。

ヘナ自体はコスメキッチンネットショップなどで手軽に購入することができます。不純物が混ざっていない、品質のよいものを選ぶことが大切です。

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美容にも健康にも良い!ヘナを使うメリット

ここからは、ヘナを3年間塗布し続けて感じているリアルなヘナの魅力をご紹介していきます。

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●髪を傷めずヘアカラーができる

ヘナのヘアカラーは、髪を傷めずに染められるというのが最大の魅力です。
一般的なヘラカラーは、塗布する度に髪がダメージを受けてキューティクルがスカスカになったり、乾燥してしまうという人が多いと多います。

しかし、ヘナは髪が全く傷みませんし、頭皮にべったりついてもむしろ気持ちがよいぐらいです。私の知っている限り、このような天然カラーリングヘナだけです。

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●トリートメントと頭皮ケアも同時にできる

ヘナは、カラーリングだけでなく髪のトリートメント効果頭皮ケア効果も期待できます。
ヘナを定期的に取り入れることで、髪が細く柔らかい人はハリ・コシのある髪に、髪が太く硬い人はツルっとしたツヤのある髪になっていくと言われています。

また、頭皮の汚れを吸着して取り除いてくれるため育毛効果も期待できると言われています。

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●体調まで整う

ヘナを塗布していると、体調が良くなってきたという人も多いです。
特にピッタ特有の、熱性・油性といった性質を調整してくれたり、イライラなどのとかがった心を鎮静させてくれたりする効果が期待できます。
また、デトックス効果が高いためか、ヘナの後にお手洗いに行きたくなる人も多いようです。

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植物100%ならではの手間も…ヘナを使うデメリット

一方で、ヘナは一般的なカラーリングやトリートメントとはかなり異なるため、デメリットと感じる部分もあります。
ヘナを3年間塗布し続けて感じている問題点も正直にご紹介します。

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●ヘアカラーの選択肢が少ない

ヘナのヘアカラーはあまり色の選択肢が多くありません。
基本的に、ヘナのみだと白髪の部分はオレンジ、黒髪の部分は少し赤みのあるブラウンになります。
インディゴと混ぜ合わせることで、多少色味を変えられますが、正直に言って、その方の元々髪色によってやってみないとどのような色になるか分からない部分もあります。

ただ、予想外の変な色になってしまうということはないですし、経験豊富な美容師さんにお願いすることで、最終的な仕上がりについてはある程度想定できると思います。

しかし例えば、ピンクブラウンや金髪といった今流行しているカラーにすることはできませんので、色に強いこだわりのある人には向いていないと思います。

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●ヘナならではのアフターケアが必要

ヘナはヘナならではのアフターケアが必要です。

まずヘナを塗布した後、1、2日はシャンプー後のタオルドライのときに色が出てきますので、衣服などにつかないよう注意する必要があります。
(バスタオルにもブラウンっがしっかりつきますが、洗うと取れていきます)
数日経つと出てこなくなります。

次にヘナをした直後のきしみケアです。特に初めてヘナをした方や、元々の毛質が柔らかい・細い・乾燥し易い人はきしみを強く感じると思います。
これらをできる限り防ぐには、タオルドライの後、できる限り早めにドライヤーで乾かすこと、また乾かす前にオイルをつけることなどのケアが必要です。

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●ヘナの匂いが苦手な人もいる

ヘナには植物独特の香りがあります。
い草や牧草などに近いような香りで、例えば森の中や木々の匂いが苦手という方は苦手かもしれません。
ヘナ特有の匂いは塗布後1,2日で自然に消えていきますが、初めての方は、まず香りの好き・嫌いを確認することをオススメします。

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まとめ

今回は、植物100%のヘアカラー&トリートメント“ヘナ”について解説しました。

●ヘナとはミソハギ科の植物の一つで、古くからヘアカラーやマニュキュアとして使われてきました。
●ヘナはアーユルヴェーダハーブの一つで、主に炎症を鎮静させる薬草として登場します。
●ヘナは、美容院かセルフで塗布することができます。
●ヘナの良さは、髪が傷まない・カラーリングだけでなくトリートメントや頭皮ケアにもできる・デトックスやホルモンバランスの調整といった身体のケアもできるといった良さがあります。
●ヘナのデメリットは、ヘアカラーの選択肢が少ない、アフターケアに手間がかかる・匂いが独特といった点が上げられます。

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