春の眠気や重だるさ解消にもオススメ!「パロサント」レビュー♪
パロサントって知っていますか?
パロサント自体は野生の木の一つなのですが、その木片を燃やした時に出る香りにアロマテラピー効果があるということで、今注目されているそうです。
「biomart colorier」という、とっても素敵なオーガニックショップで、“浄化作用があるんですよ~”とご紹介頂き買って使ってみました!
まずは事前情報を…今話題の「パロサント」ってなんだろう?
パロサントとは、南アメリカと中央アメリカに生息する野生の木で、スペイン語で“神聖な木”という意味なのだそうです。
香りの中に、神経を安定させる力があると言われており、昔からシャーマン達が身を清める目的で焚いていたそうです。
特にペルーとエクアドルでは伝統的に使われてきたそうで、ペルーではインカ帝国時代(!)から使われていました。
●パロサントはどんな香り?
パロサントは、フランキンセンスやミルラと同じカンラン科に属しています。
同じ科に属しているだけあって、香りもフランキンセンスやミルラと少し似ているところがあります。
一方で、“焼きりんごや焦げた砂糖を思わせる香り”と言われることもあり、人によって感じ方は様々なようですね。
●パロサントに期待出来る効能
パロサントは、昔は胃痛を和らげる民間療法やリウマチ治療の湿布剤などに使われていたそうですが、今は心身の浄化やリラックスといったアロマテラピーの一つして使われています。
実際パロサントの木には、リラックス・安眠作用のある“リモネン”や記憶機能向上作用がある“α-テルピネオール”、リラックス・高血圧予防・炎症抑制作用のある“テルピン”といった成分が含まれています。
「パロサント」を使ってみました!
ここからは、パロサントを実際に使った時の様子をレポートします。
パロサントは、自然薬局やネットなどで販売されていますが、一般的なアロマオイルと比較すると、取り扱っているお店がまだ少ないと思います。
私は、最初にご紹介したbiomart colorierやBiople by cosmekitchenで購入しています。
こちらは、Biople by cosmekitchenで購入したものです。
湿気を含むと香りが変わってしまうので、出来る限り密閉した状態で保管するのがオススメです。
火をつけなくても、木をクンクンするだけで特有の香りがします。
ただ、部屋に置いておくだけで部屋に香る…ということはありません。
木そのものに含まれる油分が多いらしく、結構すぐに火が着きます。
煙が登ったら、すぐに火を消しましょう。
なんとも神秘的な香りが広がります。
香りの好き嫌いが分かれると思います。やはりフランキンセンスやミルラの香りがが好きな方は好きだと思いますし、ラベンダーやローズといったフローラルな香りが好きな方などは、もしかしたら苦手と感じるかもしれません。
香りの強さはしっかり目で部屋中広がるのですが、意外とすっと消えていきます。
使用後は、カッターで先を削ってまた使うことができます。
「パロサント」を使うオススメのタイミング
パロサントは、心がザワザワする時やリラックスしたい時に使う方が多いようですが、私は頭がぼっーっとしてしまう時や気分を切り替えたい時に使っています。
なんとなく身体が重く、眠くなりやすいといった春のカパ調整にもオススメです!
アーユルヴェーダドーシャの一つ、カパについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
先日も、どうしても仕事に集中できなくて困っている時に使ったら、すぐに頭がシャキッとしました!
やってみて分かった!パロサントを使う時の注意点
使ってみて分かったのですが、パロサントは燃やした時に出る煙の量が想像以上に多いです。
ワンルームなどは特に注意が必要です。
うっかり火災報知器が鳴ってしまうのではないかと心配になってしまいました。。。
また、長く燃やして香りが強くなりすぎると、反対に頭がぼ~っとしてきたり、少し頭痛になったりすることもあります。
香りの加減には気をつけたいところです。
●とにかくパロサントに火をつけたらすぐ消すというのがオススメです。火が着いたままだとどんどん煙が上がっていきます。
●心配な方は、窓を開けたり換気扇をつけたまま行った方がよいと思います。
●パロサントは、2回目以降になると火が付きづらくなって、煙も立ちづらくなります。
煙や香りが強すぎると感じる方は、2回め以降の方がちょうどよいと感じるかもしれません
(私は2回目以降の方が好みでした)