仕事にも旅行にも健康にも役立つ☆精油のちからはすごいぞ~!
精油には本当に日々助けられています。
“なんか緊張する、なんか不安、なんか身体がだるい、なんか身体が痛い、、、、”
こういう、日常生活の“なんか◯◯”の不調ときは、大体において精油に頼っています。そして、香りを嗅ぐと本当に改善されるから不思議・・・☆
今回は、精油がなぜそんなに力があるのかを紐解いてみるとともに、リラックスしたい時だけでなはない、日常の意外な活用タイミングをご紹介します!
精油ってそもそもなに?
精油とは、植物から抽出した香り成分(=芳香物質)です。
●精油の仕組み
精油の芳香物質は、常温で液体から気体になる揮発性で、かつ有機化合物の集合体です。有機化合物とは、炭素原子を含む、2種類以上の化学元素が結びついて構成された物質のこと。
・・・なんだかややこしいですね。。。笑
簡単に言うと、精油は
1)空気中に浮遊しやすい気体物質
→だからティッシュなどに精油を含ませておくだけでも、部屋中に香りが充満する
2)仕組みがとても複雑な物質
→人工的には再現できない、自然が作り出す奇跡の物質
と言い換えられるかと思います☆
ちなみに人間も同じ有機化合物なんですね、だから精油が身体に馴染み、効能を得られるのかもしれないですね~。
●精油が人間の身体に効能をもたらす理由
ところで、精油はいわゆるオイルとは別ものなんですね・・・私は長らくオリーブオイルやセサミオイルと同じものだと思っていましたが、違いました。
精油の芳香物質は、植物が厳しい気候や害虫、病気などから自分の身を守ったり、受粉を促したりするために体内で作り出してるもの。
花、葉っぱ、枝、果皮、心材(※)、樹皮、樹脂など、植物の色んな部位から抽出されるのですが、その抽出場所は精油の種類によって異なります。
(※)樹木の中心に近い部分のこと
こんなときに精油が役立つ☆日常の意外な活躍タイミング
さてさて、アロマというと、リラックスしたい時に使うものという印象が強いですが、実は、生活の中の色んな場面で活躍します。
今回は、私が“アロマにすごく助けられた~!”と思った場面をご紹介します。
よかったら、参考にしてみてください♪
●緊張する場面
例えば、人前でスピーチをするとか、何かを披露するといった場面で、私は元々とても緊張してしまうタイプだったのですが、そういったときにアロマを身につけておくだけで本当に驚くほど緊張が溶けるようになりました。
方法としては、アロマを含ませたアロマシールを下着の胸元には貼っておく、ただそれだけ。本番前にドキドキし始めても、精油が自然と胸元から香って心が落ち着き、手足や声の震えなども収まってきます。
緊張しやすい方はぜひ試してみてください!精油の種類は、好きな香りであれば何でもOK!
●集中したいとき
仕事や勉強に専念しなきゃいけないのに、何か気が散ってできないとき、アロマを香らせると、自然と集中できるようになります。
ポイントは、すっきり系の精油を選ぶこと、ペパーミントやレモンなどがおすすめです。
●旅行のとき
いつもとは違う場所・違う環境で生活するというのは、どうしてもヴァータ(動性)の要素が増えてしまいます。そのヴァータを減らすのに精油はとても役立ちます。
※ヴァータについては、こちらの記事で詳しく解説しているのでご興味のある方はご覧ください☆
「アーユルヴェーダにおけるドーシャの一つ“ヴァータ”について徹底解説!」
また、ホテルや旅館の部屋で、なんか落ち着かないな…違和感があるな…と感じたときも、アロマを活用すると自然と空間が浄化されてきます。
精油の種類は、好きな香りであれば何でもOK!
●はじめましての人やちょっと苦手な人に会うとき
はじめましての人や、ちょっと苦手な人と話すときって、少なからず気を使ってしまいますよね。
この“気”の流れを、精油はよくしてくれる効能があります。
上記のような人と会う前に、少しアロマを嗅ぐと自分の身体に必要なベールがかかったようになって、常に自分らしくいられます。
精油の種類は、好きな香りであれば何でもOK!
●虫除けしたいとき
特に、虫が嫌うティートゥリーやミントなどのアロマスプレーを窓際などにシュッとしておくと、外から虫が入りにくくなります。
ただし、その効能は長くは続かないので、定期的にスプレーするようにしましょう
本来の効能を得るために…気をつけたい精油の選び方・使い方
ここまでご紹介してきたように、精油には様々な効能があって本当に便利なのですが、一方で選び方・使い方間違ってしまうと、効能が得られないだけでなく逆効果になってしまうこともあります。
ここからは、精油の選び方・使い方のポイントをいくつかご紹介します。
●ピュアな精油を選びましょう
精油とは、冒頭で解説したとおり植物が抽出した純粋な芳香物質です。アロマオイルとして売られているものの中には、人工的に作り出した合成香料を混ぜているものがありますが、それでは精油本来の効能を得ることは難しくなります。
また、合成香料は嗅覚を鈍らせてしまう可能性もありますので、少し注意が必要です。
●適量を守りましょう。
精油は、必要な場所に作用して働きを終えたら、自然と消えていくものです。なので必要以上の量・時間使い続けず、適量を用いて精油の自然の動き・働きに任せましょう。
使い過ぎると、逆に気分が悪くなってしまうこともありますので注意しましょう。
●成分が酸化していないかチェックしましょう。
精油には消費期限があります。多くは開封から1年程度(中には3年や経年とともに香りが熟成されるものもあります)となりますので、使う前に香りをチェックして酸化していないか確認しましょう。