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【アーユルヴェーダ・アロマテラピー】ドーシャ別おすすめキャリアオイル

アロマ
マッサージ
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アーユルヴェーダのマッサージオイルというと、ごま油が代表的ですが、実際には様々なキャリアオイルがあり、人によって合う種類が異なります。

そこで今回は、アロマ精油を取り入れたマッサージオイルの作り方をご紹介すると共に、アーユルヴェーダドーシャ別のおすすめのキャリアオイルとその使い方をご紹介します。

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目次
■アーユルヴェーダ・マッサージでアロマを取り入れる方法
■【アーユルヴェーダ・ドーシャ別】おすすめのキャリアオイル
■【アーユルヴェーダ・ドーシャ別】心身をバランスを整えるオイルの使い方
■まとめ

アーユルヴェーダ・マッサージでアロマを取り入れる方法

アーユルヴェーダには、アヴィヤンガという全身オイルマッサージのセルフケア方法があります。

そこでは、ごま油のみ、またはごま油にタカサブロウアムラなどを加えたハーブオイルを使うのですが、このようなアーユルヴェーダハーブに馴染みがない場合は、キャリアオイルにローズフランキンセンスといったよく使われているアロマ精油を加えてマッサージオイルを作ることも可能です。

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●キャリアオイルとは?

アロマ精油は、植物の香り成分が濃縮されているため、原液を直接お肌につけることができません。
使う際には薄める必要があるのですが、そのベースとなるオイルのことをキャリアオイルといいます。
(ちなみに、オイルだけでなくアルコールや水、ハーブウォーターなどもベースにできます。)
アーユルヴェーダで多用されているごま油も、キャリアオイルの一つになります。

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●ボディオイルの作り方

ボディオイルを作る際は1%以下まで希釈することが推奨されています。
つまり、50mlのキャリアオイルに対して、アロマ精油を0.5ml混ぜて作ります。
アロマ精油は通常1滴0.05mlほどとなりますので、0.5ml加えるには10滴垂らす必要があります。

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●フェイシャルオイルの作り方

フェイシャルオイルを作る際には、0.1~0.5%以下まで希釈することが推奨されています。
つまり、50mlのキャリアオイルに対して、アロマ精油を0.25ml混ぜて作ります。
アロマ精油は通常1滴0.05mlほどとなりますので、0.05ml加えるには5滴垂らす必要があるということです。

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●アロママッサージオイルを作る際の注意点

アロマ精油の瓶から出る1滴の量はすべての製品で統一されているわけではないので注意しましょう。
初めてアロママッサージオイルを使う場合は、お肌への刺激が心配なので、アロマ精油の分量を少なめにするのがおすすめです。お肌に問題が起きないようであれば少しづつ分量を増やしていきましょう。

アロマ精油はすべてがマッサージに使えるわけではありません。
植物によっては、肌刺激になりやすいものもありますので、効能や特徴を調べた上でマッサージに使える種類を選ぶことが必須です。

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【アーユルヴェーダ・ドーシャ別】おすすめのキャリアオイル

キャリアオイルには、たくさんの種類があります。
どれを選んでも問題はありませんが、心身への効能や美容的な作用が異なる特徴も多少あります。

ここからは、アーユルヴェーダドーシャ毎のおすすめのキャリアオイルをご紹介します。

※自身のドーシャが分からない方は、こちらのドーシャ診断をご利用ください!
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●ヴァータが増えている人

アーユルヴェーダ5元素において、の元素を持つヴァータには、少し重めなキャリアオイルがおすすめです。

・ごま油
ごま油は、保湿力デトックス、両方の効能が期待できて、基本的にどのアーユルヴェーダドーシャにも使えますが、特にヴァータにはおすすめです。
マッサージだけでなく食事オイルうがいなど、様々なところで活躍する万能オイルです。

ごま油の中でも焙煎されていない、匂いのない透明のものを使います。
アーユルヴェーダでは、キュアリングしてから使用することが勧められています。

※ごま油のキュアリング方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「マッサージやうがい等色々使えるごま油~キュアリング方法もご紹介~」

・ひまし油
ひまし油は、少し粘度のある重めのオイルです。
クンクンすると、少しだけナッツのような香ばしい香りがします。
保湿力が高く、常温でもお肌につけるとほんのり温かく感じます。ただひまし油だけでマッサージすると、ベトベト感が強くなってしまうので、個人的にはごま油と混ぜて使うのがおすすめです。

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●ピッタが増えている人

アーユルヴェーダ5元素において、の元素を持つピッタには、軽め鎮静作用のあるキャリアオイルがおすすめです。

・ココナッツオイル
ココナッツオイルはさらりと瑞々しいオイルです。
口に入れると少し甘味が感じられて食事にも使えます。
冷えると白く固まりますが、常温でおいておくとすぐに透明に戻ります。

・ひまわり油
ひまわり油は、ココナッツオイルよりはとろみがあるものの、肌なじみの良いテクスチャーです。
比較的リーズナブルで、食用やヘアオイルなどにもおすすめです。

※ひまわり油については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
「【レビュー♪】ボディにもお料理にも便利な“ヒマワリ油”を使ってみました!」

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●カパが増えている人

アーユルヴェーダ5元素において、の元素を持つカパには、サラッとした瑞々しいキャリアオイルがおすすめです。

・アーモンドオイル
アーモンドオイルは、肌なじみがとてもよくて、スキンケアにもよく使われています。敏感肌の人にも使いやすく、アイメイク落としとしても使用するのもおすすめです。
過酸化脂質を作りにくいオレイン酸が主成分となっています。

・オリーブオイル
オリーブオイルは、多くの人に馴染みのあるオイルだと思います。
種類も豊富で最も手に入りやすく、食用にも使えます。アーモンドオイル同様オレイン酸が主成分となっています。さらっとしたテクスチャーで、オリーブの香りが心地よく、苦手な人が少ないオイルです。

・アプリコットカーネルオイル

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【アーユルヴェーダ・ドーシャ別】心身をバランスを整えるオイルの使い方

アーユルヴェーダでは、心身のバランスを整えるのにオイルを使ったマッサージはとても効果的だと考えられています。
毎日全身をマッサージするが一番良いのですが、難しい場合は、手、足、頭を部分的にマッサージするだけでも心身が整います。

ここからは、マッサージオイルを使う際のポイントをドーシャ別にご紹介します。

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●ヴァータが増えている時

ヴァータには、乾燥性・冷性・軽性・動性・不規則性といった性質があります。
増えすぎたヴァータを調整するには、これらの性質と反対の性質を取り入れることが必要です。

<使い方のポイント>
①オイルは湯煎等で温めてから使いましょう。
マッサージを行う空間も暖かくして、身体が冷えないように気をつけましょう。
リラックスできる音楽をかけて聴覚を癒やしながら行うのもおすすめです。

②オイルは、全身にたっぷり使うのがおすすめ、多めに用意しておきましょう。
(ただし、ヘッドマッサージでオイルを使いすぎると、洗髪してもベトベト感が残ってしまうので注意しましょう)

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●ピッタが増えている時

ピッタには、熱性・鋭性・微油性・液性といった性質があります。
増えすぎたピッタを調整するには、これらの性質と反対の性質を取り入れることが必要です。

<使い方のポイント>
①オイルは、常温または少し冷やした状態で使いましょう。風通しの良い涼しい場所で行うのがおすすめです。
照明の明るすぎない、視覚が休まる空間を作りましょう。ビーチ近くや、テラスなどで行うトリートメントもおすすめです。

炎症が起きている時には、マッサージを控えてオイルを当てるだけ、またはアロエジェルなどで鎮静するケアがおすすめです。

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●カパが増えている時

カパには、油性・重性・冷性・停滞性といった性質があります。
増えすぎたカパを調整するには、これらの性質と反対の性質を取り入れることが必要です。

<使い方のポイント>
①少ないオイルで、体毛逆らうようにマッサージしてお肌を活性化させましょう。
(ボディマッサージの場合)
明るく暖かい場所で行い、寝てしまわないようにできるだけ我慢しましょう。
グリーン系のアロマを焚いた嗅覚が活性化する空間で行うのがおすすめです。

②カパが過剰な時は、オイルなしのマッサージにしましょう。
ガルシャナといって、手袋(アレルギーでなければシルクの)で、乾布摩擦を行うという方法も停滞しやすいエネルギーを活性化させてくれます。

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まとめ

今回は、アロマオイルマッサージを行う際にオススメのキャリアオイルをアーユルヴェーダドーシャ別にご紹介しました。

●キャリアオイルとは、アロマ精油を希釈させるためのベースとなるオイルのことです。様々な種類があります。ボディオイルの場合は1~3%、フェイスオイルの場合は~1%まで希釈させることが推奨されています。
●キャリアオイルは、アーユルヴェーダドーシャ毎に選ぶことができます。ヴァータはごま油やひまし油、ピッタはココナッツオイルやひまわり油、カパはアーモンド油やアプリコットコーネル油がおすすめです。
●ヴァータは、マッサージオイルも部屋も温めることや、オイルをたっぷり使ってマッサージすることがおすすめです。
●ピッタは、風通しのよい部屋で、少し冷えたオイルを使ってマッサージするのがおすすめです。
●カパの人は、オイルは少なめに、、そして爽やかなアロマを香らせた空間でマッサージするのがおすすめです。

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