今回は旅行のテーマが“秋から冬へ季節の変化を感じる”だったので、自然あふれる会津地方を中心に周りました！

こちらは、芦ノ牧温泉から見えた紅葉です。
まだ紅葉が進んでいるようで、翌朝にはまた山の色づきが変わっていました。
自然って本当に日々変化しているんだなあと感じられた瞬間でした。

こちらは、塔のへつり近くで偶然通りかかった公園の様子です。
目が覚めるような真っ赤な紅葉も、艶やかで素敵です。

この山々も、夏には瑞々しく緑に輝いていたのでしょうね～。
そこから秋を象徴する赤やオレンジの暖色へ、そしてまもなく、冬の冷たく静かな白へと変化していく様子が目に浮かびます。

裏磐梯というエリアにある「五色沼」のトレッキングもしました！
トレッキングといっても、高低差がほぼないコースで、ちゃんと舗装されているので安心、歩きやすいスニーカーを履いていけばどなたでも大丈夫です♪

ご年配の方もたくさん歩いていました。

五色沼というだけあって、たくさんの本当に彩り豊かな沼に出会えます♪

五色沼の正式名称は「五色沼湖沼群」
約135年前、磐梯山付近で起きた水蒸気爆発による山体崩壊で岩なだれが起き
川がせき止められたことで、自然とたくさんの湖沼ができていったのだそうです。

トレッキングコースでは、1.5時間ほどかけて5つの沼を巡るのですが、1つ1つ色や形や様相がまったく違います。
これは、天候、季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質などによるものだそうで、どれも本当に美しいです。
2016年には、ミシュラン・グリーンガイド1つ星にも認定されています。

自然の中を歩くのは、本当に気持ち良い…
マスクを外して深呼吸していると、身体や心の詰まりがスーッと解消されていくようでした。

今回泊まったホテルの一つが「ホテリ・アアルト」です☆

森の中に溶け込む素敵なホテル、木を中心とした北欧テイストの空間で、初めて来たのになぜかとても癒される雰囲気でした。

お部屋から見渡せる湖沼もインテリアの一つになっています。

お部屋の中に、近くの湖沼から湧いている源泉かけ流し温泉がついていて、好きな時に好きなだけ身体を温めることができます。

お食事は、地元食材を使った創作フレンチなのですが、ダイニングの名称が「たごころ食堂」（田の下に心と書いて“思”が由来）というだけあって、気取った感じがまったくなく、暖かくて居心地の良いダイニングでした。お料理ももちろん最高でした！

ホテルの中庭には、リスが遊びに来ることもあるのだそうです。

このホテル、リピーターのお客様が多いというのもうなずけます。本当に落ち着く空間でした。
ご両親へのプレゼント旅行やご夫婦での記念日旅行などにもオススメです！

最後は、磐梯吾妻スカイラインを通って「浄土平」へ行きました！
こちらは五色沼とは打って変わって岩肌がむき出しになった荒々しい自然、“日本のアリゾナ”と呼ばれているそうです。

磐梯吾妻スカイラインが翌日から来年の4月上旬まで冬期通行止めになるとのことで、前日に滑り込みでドライブすることができました。

120年前に、吾妻連峰の一つ一切経山が噴火したことでこのような赤茶けた山肌になっています。

今も活火山ということで煙が見えています。少し硫黄の匂いもありました。

近辺ではまだガスが発生しているということで、車は窓を閉めて通行するよう注意書きがありました。
ここ一体は、まだ噴火からの再生途中なのだそうです。

破壊と創造、何百年もかけてまた新しい姿が作られていくのですね。

今回は、晩秋から初冬へ季節の変化を感じるタイミングでの旅となりました。

この時、個人的には色々と行き詰まっている時でした。
もう11月だというのに、年始に決めたことがまったく進んでいないように感じてモヤモヤ…

そのせいか、消化力が落ちる、胃腸が不調になる、疲労感が取れない、、、、挙句の果てには、めまいと頭痛を引き起こすなど身体に響いていました。

でも、日常から離れて自然の中に身を置くと、不思議と調整されていくんですね。

落ち葉を包み込む母なる大地、汚れのない透明な湖沼の水、暖かな太陽の光、少し乾いた気持ちのよい風、そしてあらゆる可能性を秘めた空、この5つの元素によって、滞ったり歪んだりしてしまっていた身体・心・精神が癒やされていきました。
自然の力は本当に偉大です。

2022年も残り1ヶ月、自然からもらった偉大なエネルギーを糧に、目の前のこと、今自分にできることをしっかりやっていきたいと思います。