アーユルヴェーダによるお口の健康法“オイルプリング”のススメ
最近、アーユルヴェーダによる健康法の一つ「オイルプリング」が朝のルーティンの一つになりました。
オイルプリングは、アーユルヴェーダの本や講座でよく紹介されているのですが、“忙しい朝にこれ以上TODOは増やせない…”と思って敬遠していました。
しかし、アンチエイジングにも良いということを聞いて無視できなくなり、頑張って始めてみたところ、本当に色々と健康や美容に良い変化がありました!
セサミオイルさえあれば、誰でも簡単のできるのでぜひ試してみてください!
アーユルヴェーダによるお口の健康法「オイルプリング」とは?
オイルプリングというのは、オイルを口に含んでうがいをすることで、アーユルヴェーダの健康法の一つとして知られています。
使うのはセサミオイルがで代表的ですが、その人のドーシャバランスによって他のオイルを使うこともあります。
ちなみにアーユルヴェーダではオイルプリングのことを「オイルうがい」や「ガンドゥーシャ」などとも呼ばれています。
●オイルプリングを続ける期待できことでる効能
オイルプリングを続けることで、様々な健康や美容に様々な効能が期待できます。
口の中の経皮吸収率は身体の中でもとても高い方で、腕の内側を1とした場合その42倍もあると言われています。
その口の粘膜を通して、オイルの持つ抗酸化作用や保湿作用を身体に自然に浸透させることができるということですね。
実際にオイルプリングを続けることで期待できる効能としては、歯槽膿漏予防、声を良くする、顔のむくみがとれる、歯茎が強くなる、顔が明るくなる、味覚が鋭くなるといったことがあると言われています。
オイルプリングのやり方
オイルプリングの方法はとても簡単です。
●準備するもの
・キュアリング(※)したセサミオイル
・ボウル
・大さじスプーン
・ティッシュ
●オイルプリングの実践ステップ
1)キュアリング(※)したセサミオイル大さじ1杯を人肌程度に温めます。
熱湯を入れたボウルに、セサミオイルを入れた大さじスプーンを浮かべて温めるのが簡単です。
2)温まったオイルを口に含んでグチュグチュします。
3)グチュグチュする際、舌の上だけでなく歯茎など口全体にオイルが行き渡るようにしていきましょう。
4)5分(目安)ほど経ったら、テッシュに吐き出します。
5)ぬるま湯で3回ほどうがいをして終了です。
<注意点>
・オイルプリングは、朝歯磨きをした後に行うのがオススメです。
・口の含んだオイルは飲み込まず、必ず吐き出すようにしましょう。
→クチュクチュしたオイルには、口の中に残っているアーマ(毒素)が含まれています。
(※)キュアリングとは?
オイルをお鍋に入れて、100度~110度ぐらいの火で熱したもの
●【ドーシャ別】最適なオイルの選び方
使うオイルはセサミオイルが一般的ですが、ピッタ体質の方やピッタが増えやすい夏などは、代わりにギーやココナッツオイルを使う方が良いと思います。
ギーは、セサミオイルと比較すると甘くて香ばしい風味があります。
人によっては重い感じがするかもしれませんが、私はホッとする感じでした。
ココナッツオイルはまだ試したことがないので分かりませんw
オイルプリングで得られた美容・健康効果 ※個人的に感じたこと
忙しい朝、すでにルーティンが多い中でそれでもオイルプリングをついつい続けてしまうのは、私自身が美容・健康への効果を感じているからです。
オイルプリングの一般的な効能は前述した通りなのですが、私が個人的に感じていることをお伝えしたいと思います!
※あくまでも個人的な感想ですので、すべての人に当てはまるわけではありません。
予めご了承ください。
一番嬉しいのは、顔色のトーンが上がったこと!
これは、もちろん使っているスキンケアコスメや季節や体調などによることもあると思うので、オイルプリングだけの成果ではないのかもしれませんが、でもオイルプリングを続けて1ヶ月経った今、確実に顔が明るくなったように思います。
次に黄みがかっていた白目の部分が白くクリアになったこと!
私の白目は元々体質的に黄色がかっていたのですが、いつのまにか白くなってきたんですね。
これが本当にオイルプリングによる変化かどうかは分からないのですが、タイミング的にはぴったりだし、オイルプリング以外思い当たることがなく…いずれにしても嬉しい変化です!
次に歯が白くなったこと!
普段歯磨き粉はオーガニック系のものを使っているため、どうしてもコーヒーやブルーベリーの色素が残りやすいのですが、オイルプリングをはじめてから自然な白さが維持できるようになりました。
最後は、口の中のミミズ腫れが緩和されたこと!
私、寝ている間の食いしばりが激しいようで、常に左右の頬の内側部分にミミズ腫れができているんですね。これまでは結構くっきりできて口の中で違和感がある感じだったのですが、オイルプリングをしていると、それが緩和されてきたんですね。
食いしばりが減ったのではなく、オイルが軟膏のような役割を担ってくれているのだと思います。
これまで対処の方法がなくて困っていたので、有り難い限りです。
まとめ
今回は、最近朝のルーティンの一つになっているオイルプリングについて紹介しました。
●オイルプリングとは、オイルでうがいをするというアーユルヴェーダの健康法の一つで、習慣にすることで、口内環境の向上やむくみ解消に繋がると言われています。
●オイルプリングの方法は、人肌に温めたオイルを5分ほど口に含んで吐き出せば完了、オイルはセサミオイルの他、ドーシャによって種類が変わります。
●オイルプリングを続けることで得られた個人的な効能としては、顔のトーンアップ、白目や歯のホワイトニング、口内のミミズ腫れのケアなどがあります。