先端医療が解明した老化の2大要因
余分なエネルギーがもたらす
細胞の構造破壊
現代における医療の進歩によって、人間の身体がなぜ老化するのか、年齢と共にどのような変化が起こっているのかが、少しづつ明らかになってきました。ここでは、今の老化の2大要因と言われている「酸化」と「老化」の仕組みを解説します。
ー細胞の酸化とは?ー
サビでお肌のキメや潤いを奪う
酸化とは、呼吸などによって取り込まれた酸素が食物などの物質と結びついてエネルギーを生み出すことです。
すべての酸素がエネルギーに変われば良いのですが、実際にはエネルギーに変えられなかった酸素の数%が身体の中に残ってしまい、それがフリーラジカル(活性酸素)に変化して細胞を攻撃し、老化を促してしまうのです。
酸化の仕組み
フリーラジカル(活性酸素)が
タンパク質や脂質とくっつき、細胞の構造を壊す
タンパク質や脂質とくっつき、細胞の構造を壊す
- ストレス
- 紫外線
- 大気汚染


一度壊れてしまった細胞構造は元には戻らない
- シワ
- たるみ
- くすみ

酸化を防ぐ方法

抗酸化作用のある食事・運動・ライフスタイルの改善などで酸化を抑制することができる
- 良質な食事
- ヨガや瞑想リラックス
- ハーブスパイス
ー細胞の糖化とは?ー
AGEsによって身体を焦がす
糖化とは、食物に含まれる糖質が体内のタンパク質と結びついて劣化したタンパク質AGEsを作り出すことです。
糖質は、砂糖や米・パン・パスタといった様々な炭水化物に含まれており、本来はエネルギー源となる大切な栄養素なのですが、それらを必要以上に取り込み、体内の糖質量が多量状態となることでAGEsが発生するようになります。
AGEsは、体内を形作っているタンパク質の構造を壊し、お肌のハリ・弾力をなくすだけでなく、血管や筋肉を弱らせたりして、全身の老化を促してしまいます。
糖化の仕組み
AGEsがコラーゲンやケラスチンを壊す


一度溜まってしまったAGEsは、なかなか体外に排出されない


糖化を防ぐ方法

血糖値の上昇を抑えるライフスタイルで、AGEsを排出したり増加を抑制したりすることができる
- ベジタブルファースト
- GI値の低い食品
- 良質なオイル
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