アーユルヴェーダ5元素とは?
アーユルヴェーダを知る上で
欠かせない自然法則の一つ
アーユルヴェーダでは、自然界のすべてものが地・水・火・風・空の5つの要素で構成されていると考えます。
自然界のすべてのものというのは、人、動物、植物、虫、細菌といった生物、そして家、車、燃料、石といった物体、水などの液体、酸素や窒素などの気体、そして光、エネルギーといった目に見えないものまですべてです。
5元素にはそれぞれ性質があり、互いに影響を与えたり受けたりしながら揺らいでいます。
地-Ground
土台と安定のエネルギー- ・わずかに下向きの運動が働く
- ・人間の身体に例えると、骨格や筋肉に相当し、自然界では、土や大地のイメージ
- ・重さ、硬さ、遅さ、荒さ、鈍さ、などといった性質がある
- ・地のエネルギーを持つことで、丈夫な身体を維持や、しっかりと根をはって落ち着きと安定のある生活を送ることができる
水-Water
柔軟性、豊潤、育むエネルギー- ・下に向かって流れていく
- ・人間の身体に例えると、血液、水分、リンパ液といった体液に相当し自然界でいうと、大地に降る雨、海・川のイメージ
- ・冷たさ、液体性、柔らかさ、粘性、滑らかさといった性質がある
- ・水のエネルギーを持つことで、心身が潤い、あらゆる変化に柔軟に対応することができる
火-Fire
力強さ、変換力、熱のエネルギー- ・上へ向かう運動が働く
- ・人間の身体に例えると、体温や分泌や消化力に相当し、自然界でいうと、火やマグマのイメージ
- ・熱さ、鋭さ、液体性、軽さといった性質がある。
- ・火のエネルギーを持つことで、物事に情熱を持って取り組み、やり遂げる力を持つことができる
風-Wind
自由・軽快・飛翔のエネルギー- ・分散という運動が働く
- ・人間の身体に例えると、体液の運搬や呼吸運動、神経系の働きに相当し、自然界でいうと、大地に吹く風や波動のイメージ
- ・軽性、動性、乾燥性、粗性、速性といった性質がある
- ・風のエネルギーを持つことで、直感が働き、ひらめきが生まれ、好奇心豊かに生活を送ることができる
空-Space
無の空間を示す- ・ゼロである一方、他の4元素のバランスが取れ、無限の可能性を持つ
- ・人間の身体に例えると、口腔、鼻腔、胸腔に相当し、自然界でいうと空間や宇宙のイメージ
- ・微細性という性質がある
- ・空のエネルギーを持つことで、こだわりを捨て、あるがままを受け入れられるようになり、新しい可能性を広げることができる
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